塩と漢字と絵と雑談と…

いらっしゃいませ。ここでは主に漢字と趣味の話をしばしば綴ります

漢字小話 其の参<匣と匿>

 おととい旅行から帰ってきました!!楽しかったですよぉ岩手旅行!
わんこそば食べたり、宮澤賢治記念館に行ったり、遠野にいったり…
他にもいっぱい行きたいところはありましたが3日ではこれが限界ですねw
 ということで、今日も漢字小話です!!

其の参<匣と匿>

 突然ですが、「匣」と「匿」の二つの漢字、部首はなんだと思いますか?
 この部首は「匚」です。はこがまえ、と読みます。
 しかし、この部首は、かくしがまえ、とも読むんです。
 この二つ、厳密には違う部首なんです。二つとも同じ形なのになぜ?と思うでしょう。これには深~い(?)わけがあります。

 いま私たちが使っている漢字は、新字体または現代の通用字体と呼ばれるもので、画数が多かったり、形が混同しやすい漢字を、簡潔に統合した漢字です。
 たとえば「學→学」「澤→沢」「鹽→塩」「邊→辺」などです。難しいほうは、旧字体と呼ばれたりします。

 冒頭に挙げた二つの部首も、「」だけでなく、「」という部首があります。ぱっと見ると、とてもよく似ていますが、前者は二画目がカクンと折れ曲がっているのに対して、後者は二画目が丸みを帯びています。ちょうど「亡」の三画目のような感じです。
 この二つは形がよく似ているので、上記のように一つに統合されてしまいました。

 この二つは単体でも漢字としての意味を持っています。
 「匚」…ホウ  ・はこ   物を入れる四角い箱。
 「匸」…ケイ、ゲ・かくす  物を覆い隠す。
 似たような形でも、意味はまったく違うのです。

 ここで、最初に戻りましょう。
 「匣」の字は、箱という意味を持つので、部首は「匚」はこがまえ。
 「匿」の字は、隠れる・隠す・という意味を持つので、部首は「匸」かくしがまえ。
 となるのです。

 辞書には、この使い分けがちゃんと書いてあります。また、注意してほしいのですが、この新字体というのは、私たちが日常よく使う漢字にのみあてられたもので、あまり使われないよう漢字は、難しい字体のままです。
 たとえば、「灌」「鐸」「愈」などです。

 よく使う漢字が簡略化され、書きやすくなったのはいいのですが、それによって元の意味が部首で判断できなくなってしまったのは、すごく残念な気がします。
 ……ってかそんなのを気にするのは俺くらいですよねσ(^_^;)はい、済みません。


 ちなみに、「旧字体」という字を旧字体で書くと、「舊字體」となります。難しぃ(ノ゚ω゚)ノっつかめんどくさ!

スポンサーサイト
  1. 2013/08/20(火) 22:13:31|
  2. 漢字小話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<漢字小話 其の肆<罪と皇> | ホーム | 漢字小話 其の弐<貝と金>>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://saltkanji.blog.fc2.com/tb.php/5-4f1c35ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

訪問者数

プロフィール

Saltz

Author:Saltz
みなさん初めまして!Saltz(サルツ)と申します。
漢字や音楽、絵が好きです。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (5)
漢字小話 (7)
お知らせ (6)
雑談 (27)
漢字雑談 (17)
音楽 (1)
漢字検定 (12)
フォント (1)
その他 (2)

Pixiv

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR